看護部

教育研修・職場環境

教育研修

新人教育体制について

お互いが学び合い、成長できる教育環境

一緒に日常業務を行いながら、看護技術、対人関係等の実践・指導を行いながら、新人看護師の自立を細やかにサポートしています。
アソシエイトとして、師長、主任が関わり、自分のペースでケア技術の習得や職場に適応できるようチームで支えます。新人看護師も先輩看護師もお互いが学び合い、成長できる教育環境を目指しています。

新人看護師年間スケジュール

看護職員として
必要な基本姿勢と態度

4
  • 専門職業人としての心構え
  • 接遇・マナー
  • 病院の理念、機能・役割の理解
7
  • 医療安全体制に基づいた行動
  • 患者・家族に思いやりと共感をもって接する
  • 看護基準・手順に基づいてケアができる
10
  • 患者を身体・心理・社会的側面からとらえる
  • チーム医療の一員として役割が認識できる
  • タイムスケジュールに沿って行動できる
3
  • 多様な情報源から情報収集ができる
  • 患者を身体・心理・社会的側面からアセスメントできる
  • 家族の意向を把握し、支援できる

看護実践における
技術的側面

4

指導者とともに実践できる

  • バイタルサインの測定
  • 日常生活援助、与薬
  • 感染予防対策など
7

指導のもとに実践できる

  • 採血、輸液、吸引等の準備、実施、管理
  • 褥瘡などの創処置
  • 薬剤管理、輸液ポンプの使用方法など
10

習得した看護技術を実施できる

  • 救急カートの取り扱い
  • 麻薬の管理
  • スタンダードプリコーションの実施
  • 看護技術の習得状況確認
3

根拠と観察に基づき、看護技術を提供できる

  • 人工呼吸器管理患者の観察・管理
  • 中心静脈栄養の準備・管理など

看護実践における
管理的側面

4
  • 個人情報保護法の理解
  • プライバシーの保護
  • 看護記録の目的の理解
7
  • 報告、連絡、相談ができる
  • 医療安全に基づいた確認行動ができる
  • インシデント報告ができる
10
  • 看護ケアの優先度を考えて行動ができる
  • 看護用品、衛生材料の整備・点検できる
3
  • 決められた業務を時間内に実施できる
  • 費用対効果を考慮して衛生材料の物品を適切に選択できる

職場環境

業務の一日の流れ

  1. 8:30

    情報収集、朝礼、申し送り、情報共有
    受け持ち患者さんへのご挨拶
    輸液準備

  2. 9:00

    リーダーとの業務確認
    1日の看護計画の確認、生活の援助、入浴介助

  3. 9:30

    患者さんの状態確認、ケア実施・記録
    入院受け入れ準備

  4. 11:00

    処置、リハビリ支援

  5. 11:30

    血糖測定、配薬、食前準備、配膳
    食事介助、下膳

  6. 12:30

    休憩

  7. 13:30

    患者カンファレンス、リハビリ回診

  8. 14:00

    患者さんの状態確認、ケア実施・記録
    入院受け入れ準備

  9. 15:00

    生活の援助、処置、リハビリ支援

  10. 16:30

    退院支援カンファレンス
    残務確認
    申し送り

  11. 17:30

    終礼、1日の振りかえり、退勤

ケア実施とは

日常生活支援/退院時生活指導、教育/手術・検査の準備や対応/患者・家族へのオリエンテーション

勤務体制

勤務時間

日勤 8:30〜17:30
 / 遅出 13:30〜21:30
 / 夜勤 21:00〜9:00

変則2交代制

様々なメリットがあるため、当院の看護部では「変則2交代制」を取り入れています。

変則2交代制
(12時間夜勤)
変則2交代制
  • 夜勤へのインターバルが3交代より長い。

  • 夜勤前の勤務が半日の場合、フォローする日勤者がいるため、業務を移譲して帰りやすい。

  • 夜勤前の勤務が休みの場合、21:00〜の勤務であり、十分な休息がとれる。時間も気持ちも余裕をもって、夜勤勤務にあたれる。

  • 深夜帯の出入りがないので、生体リズムへの負担が3交代制より少ない。

  • 長時間夜勤ではないので、疲労度が回復しやすい。(以前16時間夜勤 or 3交代制の経験と比較)