教育研修
新人教育体制について
お互いが学び合い、成長できる教育環境
一緒に日常業務を行いながら、看護技術、対人関係等の実践・指導を行いながら、新人看護師の自立を細やかにサポートしています。
アソシエイトとして、師長、主任が関わり、自分のペースでケア技術の習得や職場に適応できるようチームで支えます。新人看護師も先輩看護師もお互いが学び合い、成長できる教育環境を目指しています。
新人看護師年間スケジュール
看護職員として
必要な基本姿勢と態度
- 専門職業人としての心構え
- 接遇・マナー
- 病院の理念、機能・役割の理解
- 医療安全体制に基づいた行動
- 患者・家族に思いやりと共感をもって接する
- 看護基準・手順に基づいてケアができる
- 患者を身体・心理・社会的側面からとらえる
- チーム医療の一員として役割が認識できる
- タイムスケジュールに沿って行動できる
- 多様な情報源から情報収集ができる
- 患者を身体・心理・社会的側面からアセスメントできる
- 家族の意向を把握し、支援できる
看護実践における
技術的側面
指導者とともに実践できる
- バイタルサインの測定
- 日常生活援助、与薬
- 感染予防対策など
指導のもとに実践できる
- 採血、輸液、吸引等の準備、実施、管理
- 褥瘡などの創処置
- 薬剤管理、輸液ポンプの使用方法など
習得した看護技術を実施できる
- 救急カートの取り扱い
- 麻薬の管理
- スタンダードプリコーションの実施
- 看護技術の習得状況確認
根拠と観察に基づき、看護技術を提供できる
- 人工呼吸器管理患者の観察・管理
- 中心静脈栄養の準備・管理など
看護実践における
管理的側面
- 個人情報保護法の理解
- プライバシーの保護
- 看護記録の目的の理解
- 報告、連絡、相談ができる
- 医療安全に基づいた確認行動ができる
- インシデント報告ができる
- 看護ケアの優先度を考えて行動ができる
- 看護用品、衛生材料の整備・点検できる
- 決められた業務を時間内に実施できる
- 費用対効果を考慮して衛生材料の物品を適切に選択できる
職場環境
業務の一日の流れ
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8:30
情報収集、朝礼、申し送り、情報共有
受け持ち患者さんへのご挨拶
輸液準備 -
9:00
リーダーとの業務確認
1日の看護計画の確認、生活の援助、入浴介助 -
9:30
患者さんの状態確認、ケア実施・記録
入院受け入れ準備 -
11:00
処置、リハビリ支援
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11:30
血糖測定、配薬、食前準備、配膳
食事介助、下膳 -
12:30
休憩
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13:30
患者カンファレンス、リハビリ回診
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14:00
患者さんの状態確認、ケア実施・記録
入院受け入れ準備 -
15:00
生活の援助、処置、リハビリ支援
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16:30
退院支援カンファレンス
残務確認
申し送り -
17:30
終礼、1日の振りかえり、退勤
ケア実施とは
日常生活支援/退院時生活指導、教育/手術・検査の準備や対応/患者・家族へのオリエンテーション
勤務体制
日勤 8:30〜17:30
/ 遅出 13:30〜21:30
/ 夜勤 21:00〜9:00
変則2交代制
様々なメリットがあるため、当院の看護部では「変則2交代制」を取り入れています。
(12時間夜勤)
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夜勤へのインターバルが3交代より長い。
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夜勤前の勤務が半日の場合、フォローする日勤者がいるため、業務を移譲して帰りやすい。
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夜勤前の勤務が休みの場合、21:00〜の勤務であり、十分な休息がとれる。時間も気持ちも余裕をもって、夜勤勤務にあたれる。
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深夜帯の出入りがないので、生体リズムへの負担が3交代制より少ない。
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長時間夜勤ではないので、疲労度が回復しやすい。(以前16時間夜勤 or 3交代制の経験と比較)