『いのちをむすぶ「佐藤初女著・集英社」より、こころにのこる言葉を紹介します』その9
●ことばを超えて
ことばだけで考えているうちは本物ではないですね。
とかくことばを主にすると
行いはあとまわしになってしまいがちです。
気づきがあったら動きます。
あなたのそばの大事な人に伝えてください。
心の奥にはことばを超えたいのちの筋があります。
ことばを、越えなければな。
●母
堅信式のとき
マリアさまのお母さんの
「聖アンナ」から霊名をいただきました。
マリアさまはすばらしいとみんな言うけれど
そのお母さんはもっとすばらしいだろうと思ったの。
許しがたきを許し、あるときは太陽のようにあたたかい心を
またあるときは北風のように厳しい助言をし、ときとして
耐えがたいことにも耐えていく。
今の時代に足りないものは、母の心ではないでしょうか。
堅信式・・・洗礼を受けたのちに精霊の恵みを受け、信仰を告白する式
●最期に望むこと
最期の日になにを望むか、それはきっと特別なことではなく
その人がこれまで繰り返してきた日常の中にある気がします。
●とどまらない
苦しいときはもっと苦しい仕事をします。
苦しみの中身は変わりませんが
苦しみの受け止め方が変わってきます。
苦しんで苦しんでどうしようもなくなったら
あとはすべて神さまにおまかせ。
今を真実に生きていれば、必ず道は示されます。
試練を乗り越えるとは
ひとつところにとどまらないことです。