研修・講演会

職員が幸せを感じる働きやすい職場づくり

6月28日、グループホーム大和管理者の下山明子先生をお招きし、「職員が幸せを感じる働きやすい職場づくり」をテーマに研修会を開催しました。
グループワークもあり、「あなたは、どんな職場で働きたいですか?」との質問に対して、相談しやすい職場、協力し合える職場、声掛けがある職場、などの意見が出ました。
「あなたは、どんな時に幸せを感じますか?」との質問に対しては、患者さん・ご家族・スタッフから感謝の言葉を頂く時、スタッフから嬉しい報告があった時、(仕事に不慣れな時に)ちゃんと出来ているから大丈夫との声かけを貰った時、などの意見がでました。

スタッフそれぞれ同じような意見が出ましたが、それを実現するには一人ひとりの行動が大事になります。
大事なポイントとして、
1.”多”職種連携をするためには、”他”職種の役割に対する理解が必要
2.お互いにリスペクトする
3.問題や壁にぶつかった時、話題や議論の主語を「患者さん・利用者さん」にする
ことが大切だと教えて頂きました。

下山先生の、「ペーシングなくして、リーディングはない」との言葉が印象的で、ペーシング(同調共感)がない状態では、リーディング(相手の心を動かす、リードする)は出来ないため、相手の立場になって考えることの大切さを教えて頂きました。

下山先生ご自身も、スタッフとの会話・意見交換を大事にされており、法人の5か年計画の話し合いなどスタッフの方と時間をかけて、情熱を持って取り組んでいらっしゃいます。

当法人も、「職員が幸せを感じる職場づくりを進める」との方針を打ち出しており、今回の研修で学んだことを活かし、時には町田理事長と喧々諤々の意見交換をしながら、魅力ある職場づくりに努めてまいります。

講師:下山明子先生
社会福祉法人 熊本菊寿会
グループホーム大和 管理者
共育事業部 委員長(責任者)