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『いのちをむすぶ「佐藤初女著・集英社」より、こころにのこる言葉を紹介します』その9

ことばを超えて
ことばだけで考えているうちは本物ではないですね。
とかくことばを主にすると
行いはあとまわしになってしまいがちです。

気づきがあったら動きます。
あなたのそばの大事な人に伝えてください。

心の奥にはことばを超えたいのちの筋があります。
ことばを、越えなければな。


堅信式のとき
マリアさまのお母さんの
「聖アンナ」から霊名をいただきました。
マリアさまはすばらしいとみんな言うけれど
そのお母さんはもっとすばらしいだろうと思ったの。

許しがたきを許し、あるときは太陽のようにあたたかい心を
またあるときは北風のように厳しい助言をし、ときとして
耐えがたいことにも耐えていく。
今の時代に足りないものは、母の心ではないでしょうか。

堅信式・・・洗礼を受けたのちに精霊の恵みを受け、信仰を告白する式

最期に望むこと
最期の日になにを望むか、それはきっと特別なことではなく
その人がこれまで繰り返してきた日常の中にある気がします。

とどまらない
苦しいときはもっと苦しい仕事をします。
苦しみの中身は変わりませんが
苦しみの受け止め方が変わってきます。
苦しんで苦しんでどうしようもなくなったら
あとはすべて神さまにおまかせ。
今を真実に生きていれば、必ず道は示されます。
試練を乗り越えるとは
ひとつところにとどまらないことです。