『いのちをむすぶ「佐藤初女著・集英社」より、こころにのこる言葉を紹介します。』その3
●そのまんま
自分らしく生きるとは
自分に素直であること。
自分を高く見せたり、卑下したりせず
今のありのままの状態を
自身で受けとめていくことです。
いいところを見せようと思うと
力が入ってしまって
相手の方まで緊張させてしまいます。
私はどなたとお会いするときもそのまんま。
そのまんまでお会いすると
お話もたいへんよく進んでいきます。
●動の祈り
私にとって、祈りとは生活です。
生活の動作、ひとつひとつが祈りです。
心を込めて食事をつくったり
ともに食卓を囲んだり
ごく平凡な日々の営みの中にこそ
深い祈りがあるのです。
●お役目
私たちは人につかえるために生れてきました。
“何のために生きるのか” “どうして生まれてきたのか”
と、頭を悩ませるより
人さまのお役に立つように動いてください。
元気に挨拶するだけでも
じゅうぶん人を喜ばせることができますよ。