日本医療評価機構 認定第 JC1979号

あきた料亭 端午の節句御膳


 夏も近づく八十八夜は、5月2日でしたので、やっと新緑の美しい季節になってきました。 さて昨年の今頃は、みなさんはどうお過ごしでしたでしょうか? 4月14日と16日に熊本に震災がおこり、いたるところで道が寸断し、交通機関がマヒし、 コンビニや自動販売機にはペットボトルの水やお茶がなくなっていました。当院でも少なからず被害があり、被災したスタッフも大勢いて大変な時期でした。あきた病院のH13年から実施してきたこの月1回の行事食もついに連続記録がとぎれてしまいました。今年は端午の節句御膳ができました。
 五月最初の午(うま)の日という意味で端午の節句です。平安時代の昔から菖蒲やヨモギなどの薬草を摘み取る日であったと言われています。また、江戸時代になって、柏餅やチマキを供えて男の子の誕生を祝い、成長と健康を願うようになりました。
 鯉のぼりは、中国の伝説によると、黄河の上流、竜門と呼ばれる急流をさかのぼって無事にたどり着いたものだけが立派な竜になれると言われ、一匹一匹に親の気持ちが込められています。 あきた病院のあちらこちらでも鯉のぼりが元気に泳いでいますね!
 また、熊本弁で『むしゃんよか』というのは、兜姿のお侍がりりしく立派な姿をいいます。 5月5日に兜を飾るのは、戦いで手柄をたてて出世してくれることを願う親の気持ちが 込められているのです。
 新緑の季節の5月に誕生日をお迎えになる皆様、お誕生月おめでとうございます。 さて、本日の献立をご説明します。

まず、御飯の方には、こいのぼりの登場です。菜飯を薄焼き卵で巻いてつくりました。 はんぺんで菖蒲の花も作りました。 お粥の方には、菜粥をご用意しました。


メインのおかずは、カレイのムニエルグリーンソースかけです。ブリーンソースは枝豆・グリンピース、玉葱でできており、紫キャベツとグリーンリーフが添えられています。


おつゆは、今が旬の筍を使った若竹汁です。匂いのよい木の芽も入っていますよ!


冷たい中付は、これも新じゃがの季節にあわせてじゃが芋の明太子和えの登場です。


そしてお楽しみデザートは、重厚な兜の登場です。下地はやわらかプリンで、あきたオリジナルの特製あんこと生クリームで兜をつくりました。もちろん全部手作りです。 創作菓子の名前は、「むしゃんよか!兜」です。熊本弁でむしゃんよか!とはかっこいいという意味です。


それでは次回をお楽しみに!栄養科からでした。

<端午の節句御膳>
 ・鯉のぼり御飯 又は 菜粥
 ・カレイのムニエルグリーンソースかけ
 ・若竹汁
 ・じゃが芋の明太子サラダ
 ・創作菓子『 むしゃんよか!兜 』