日本医療評価機構 認定第 JC1979号
公チャンネル

『どこで進路が変ったのか』
 二七年前、安心で信頼される病院になろう
と旗を立てた。理念を考え、利より信を大切
にし、あなたに出会えてよかった、といって
いただける人の集団にしようと、全員で研修
に取組んだ。
 あれから二七年。倒産の危機は脱した。お
金による倒産は回避できた。その時は、一所
懸命、いい病院にしようと努めてくれる職員
がたくさんいた。
 今は、理念はあっても、風土がない。今だ
け、自分だけ、お金だけ、という空気が漂っ
ているように感じる。
 患者さんに、どうしてあげたい、こうして
さしあげたい。患者さんの病状や体調につい
て喧々諤々することは極めて少ない。人の欠
点、してくれない不満、こんな話が職場でし
かも勤務中におこなわれている。
 再び倒産の危機到来。解決策は、何のため
に仕事をするのか。何のために生きるのか。
 今、ココをどう生き切るのか。これら根本
的なものを職員と共有できるのかであろう。
 理事長の責任は重たいものである。
 自分が源泉、この結果をつくったのは、私
である。職員のせい、環境のせい、社会のせ
い、にしてはならない。