日本医療評価機構 認定第 JC1979号
公チャンネル

『ごみ屋敷』
 テレビをつけたら「ごみ屋敷」に近隣住民が迷惑している映像が流れた。主は自分の家屋敷に廃品
や生ごみを山積にしていた。悪臭や景観や火災などの危険があり、住民は主に整理してくれないかと
頼むが、首を縦に振らない。それどころか、私の大切な品物で財産だと言い張る。行政も私有地内の
出来事だけに、うかつに手が出せない。そこで、番組スタッフが主の説得にかかる。ざっと、こんな
内容の放送だった。
 テレビを見ながら、「ごみ屋敷」は私の心の中にあるのではないかと思った。
 他人から見れば、ゴミだが、本人にしてみれば思い出の品であり、貴重品かもしれない。だが、は
た目には何の値打ちもないただのゴミ。
 私の心の中のゴミ。それは、怒り・嫉妬・エゴ・執着・過度な欲等々である。心の中にため込んだ
怒り・許さない・私は正しい悪いのは相手・これも欲しいあれも欲しい。心のゴミはやがて腐敗し、
悪臭が放たれ、気づいてみたら周りに誰もいなくなっていたということになる。
 「ごみ屋敷」の放送を見ながら、時には、自分の心のゴミを整理しないと無駄なエネルギーを使い、
人生が迷いの道に入ると思った。